ダウンロードしたファイルは、どこに保存してもよい。
但し、二つとも同じフォルダーに保存してください。
掲載参考 EXCEL ファイルダウンロード
1. form.xls
2. form-open.vbs

6. VBS のコードを見る方法
 

  form open .vbs は、開くとフォームが表示されてしまうので、右クリックしてその中の
  [編集]をクリックすると、コードが書かれたメモ帳が開きます。


7. PCの起動時に自動で表示する方法
  PCの起動時に表示するには、そのファイルを [スタートアップ] フォルダーに置く
  必要があります。その方法は、
  1. 画面の左下の、Windowsの [スタート] を右クリックする。
  2. その中の、[ファイルを指定して実行(R)] をクリックする。
  3. 開いた、[名前]テキストボックスに、[shell:startup] と入力し[OK]を押す。
  4. [スタートアップ]フォルダーが開きます。
    そこに、ファイルの保存場所からコピーした、ショートカットファイルを貼り付けする。
  5. フォルダーを閉じる。
  6. PCの起動時にフォームが表示されます。
  7. 表示させないようにするときには、スタートアップから削除します。
3. フォーム内の画像の変更方法
 

 画像をクリックして、プロパティウインドウを開くと Picture がある。
 

 プロパティウインドウの Picture をクリックすると、右側にボタンが表示される。
 そのボタンを押すと、画像のある[エキスプローラ]が表示される。
 [ピクチャーの読み込み]である。そこにある画像を選択するとフォームに表示される。


4. vbsファイルと xlsファイルの違い
  Form.xls ファイルを開くと、エクセルが開いて VBA を実行して、エクセルを非表示にして
  フォームだけを表示する。だから、開くときにエクセルが一瞬表示される。
  form open.vbs の場合は、ファイルを開くとフォームだけが Windows に表示される。
  だから、開くときにエクセルが見えない。

5. VBSファイルの作成方法
 

 スタートの Windows の中にある[メモ帳]を開いて、上記のコードを書き込みます。
 名前を付けて、拡張子を txt から vbs に変更して、form.xls があるフォルダーに
 保存します。

 
 保存したフォルダーを見ると、二つのファイルがあります。
 form open.vbs をダブルクリックすると、Windows にフォームが表示されます。

 Dim strScriptPath
 Dim objXL
 strScriptPath = Replace(WScript .ScriptFullName ,WScript .ScriptName ," ")
  ' VBSファイルがある場所
 Set objXL = CreateObject("Excel .Application")
  ' エクセルを変数 objXL に格納する。
 objXL .Visible = false
  ' objXL の表示を隠す
 objXL .Workbook .Open strScriptPath & "form.xls"
  ' VBSファイルと同じフォルダーにある form.xls ファイルを開く
 Set objXl = Nothing
  ' 格納したエクセルを開放する。
 ※エクセルを表示しないで、エクセルを開くとVBAが実行されてフォームだけが
  表示されることになる。
  ここでは、XLSファイルとVBSファイルを同じフォルダーに保存することが重要です。
  VBSファイルのショートカットを作成して、ディスクトップに置くのも有りかも。

 
2. プログラムコードの説明
 ThisWorkbook のコード
 
 
 Workbook_Open( ) は、ワークブックを開いたときに実行します。
  Application.Visible = False
  F .Show

 エクセルを表示しないで、F ユーザーフォームだけを表示する。だからWindows画面に
 フォームの画像が表示される。
 この状態は、エクセルシートを非表示にしているだけで、エクセルは開かれている。
 だから、終わるときにフォームを [X] で消しても、エクセルは開いたままである。

 そこで、終わりの処理が必要になる。
 

 画像をダブルクリックして、新規のユーザーフォームコードの中に上記を書き込む。
 フォームの [X] を押した時に実行する。
 1. 開いているファイルが、このフォームを表示しているファイルだけなら、エクセルを
   終了する。
 2. 他のファイルが同時に開いている場合は、エクセルを表示してから、このファイルだけ
   を閉じる。
  と言うことは、他のファイルを開いて作業している時でも、このファイルを開けることに
  なる。但し、フォームを開くと、作業しているファイルは非表示になる。


開いた Form.xls には何もなく、Visual Basic を開いても何もありません。


そこで、VBAの上のコマンドボタンから[プロジェクト エクスプローラー]をクリック
すると、VBA Project が開きます。その中の [ThisWorkbook] をダブルクリックする。



コードが開きます。



フォームの[F]をダブルクリックすると、フォームが開きます。



画像をダブルクリックすると、フォームが開きます。


ファイルは、form open.vbs とForm.xls の二つです。
Form.xls ファイルの開き方。
 ファイルを開くと、エクセルシートが非表示で、フォームのみ表示されるように
 なっているので、Windows 画面にフォームが表示されて、ファイルを見ること
 が出来ません。
 そこで、先にエクセルを開いて、
 1. ファイルを[開く]で、[新規]空白ファイルを開きます。
 2. そのファイルの[開く]から、エキスプローラー内の上記の[Form.xls]をキーボードの
   [Shift]を押しながら開きます。するとForm.xls がマクロを実行しないで開きます。
Windows画面に、Excelシートを表示しないで、フォームだけを表示する。


フォームの右上の[X]を押せば終了します。
画像も自由に入れ替えられます。画像の大きさも自由に変更できる。
スタートアップにファイルを置けば、PCの起動時に表示することもできる。

●それでは、構造と実行方法を説明しましょう。
 1. Excelファイル名


 
実践コース
Windowsの画面にフォームだけを表示する


実際に使っているシステムの内容で解説
  EXCEL VBA 講座